英語を勉強する上で、いったいなにが大切でしょうか?
文法?イントネーション?発音?
現代英語が我々ネイティブではない人間に要求していることは、「早くしゃべる」「早く読む」「早くしゃべるのを聞いて、その内容を理解する」です。
つまり、キーワードは「早く!」です。
これまで受けてきたILACの試験内容をみると上記のことが類推されます。
readingは短い時間に大量の文章を読んで、大体の内容を把握する。そして、文章と文章の間に入れる、適切な内容の文章を探し出す・・・。まさに、早く読んで概略を理解する、です。
そのために、彼らはskimと言う言葉を使います。日本語で言うと文章を斜めに読むです。日本人も新聞を読むときは一字一句丁寧に読まないで、斜めに読んでその概略を知ることができます。
それと同じことを英語も要求しています。
これまで日本の英語教育はそのようにskimする授業はしたことがありません。(すくなくとも、僕の知る限りでは)
つまり、日本の英語教育はいくら日本人の英語教師に英検受けさせたり、TOEICを受けさせたり海外研修させても、現代英語の求めていることには応じきれていない・・・そう感じました。