バスデポから1時間足らずで、カナダ・アメリカの国境に着く。検問所では一列に並ばされ手荷物、バックパック、ラゲージなどを列の左側に置けと命じられた。そこに麻薬捜査犬がやってきて麻薬の匂いをかぎだした。さながら、犯罪捜査である。とっても、写真を撮る雰囲気ではなかった。そのあと空港の税関と同じように、どこに泊る、何日泊る、なにしにアメリカ行くとしつこく聞かれた。「シアトルマリナーズを見にいく・・・。」とだけ、小さな声で答えた。
検問で30分ロスして、2時間するとシアトルに着く。遠くにスペース・ニードルが見えた。
シアトルは寒い・・・。8月10日だと言うのに半そでで歩いている人がいない。そこで野球観戦もあるので、ふたりでフリースを買わざるを得なかった。シアトルは坂が多い。意外に小さな街である。